産道の記憶

最近読んだ記事に繰り返し見る同じ夢は産道を通った時の記憶が夢に現れている、ということが書いてあった。

そう言われるとそう思える夢が僕にもある。土の中の細いトンネルを前に向かってひたすら掘っていき、あるポイントまで進むと急に目の前が開け綺麗な花畑の真ん中に立っている。大人になってからは全く見なくなったが。

夢の真偽はともかくとして、あんなに狭いところからよく人間が出てこれるもんだ。
三食昼寝付きの居心地がいい場所でご機嫌にやっていたのに、ある日叩き起こされたと思ったら犬猫用の出入口みたいなところから出て行けって言われる。
いや、まじ無理だろ、帝王切開にしようよお母さん。

母親だけでなく胎児にとっても全身に痛みがあるらしいから、幼い時にそんな夢をみても不思議はないのか。
 



HIROYUKI IGUCHI

バレエ振付家・教師 井口裕之のホームページ クラシックバレエ・コンテンポラリーダンスのクラスや振付作品の紹介をしています。

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